クロノスの理念―質の追求
クロノスでは<量よりも質>を理念としています。
<質>とは、<授業の質><合格実績の質><合格者の英語力の質>のことです。そしてクロノスは全てのクラスでこの3つの質を追求します。
< p > いわゆる「実績作りのクラス」に絞ることなく、基礎クラスを含む全てのクラスの生徒一人一人を少人数で確実に伸ばして
<本物の英語力>を養成し、結果として一人一人を確実に志望難関大合格へと導くことを目指しています。そして、実際、20年以上にわたって志 望大学合格率90~100%という中身の濃い合格実績を生みだし続けてきました。さらに、クロノスの卒業生は難関大合格後にもクラス分けの語 学力テストやTOEFL等の学内語学検定試験、留学等の語学選抜試験で上位の成績を獲得しています。 < /p >
クロノスは難関大合格を自己目的化するわけではなく、合格実績の「量」を追い求めるわけでもありません。そうなってしまうと、本来の英語教育の理念が変質してしまいます。いわゆる「合格までの人」を大量に生み出すだけになってしまいます。
■「合格までの人」のコースは…
合格実績の「量」を追い求めるなら手っ取り早い方法があります。
元々力のある生徒を大勢集め、難関大入試の傾向と対策、受験技術を盛り込んだ画一的な授業と練習問題の自己努力というふるいにかければ、一定量の合格実績を残せます。そして、実績に惹かれて集まったものの、ついていけなかった人たちが経営バランスを保つ面で貢献する・・・これば受験産業によくあるパターンです。
営利追求企業としては成功ですが、教育という面からはどうなのでしょうか?
結局、合格を自己目的化すると「合格までの人」となり、本来はスタート地点であるはずの入学後に燃え尽き症候群、5月病に陥ってしまうケースが少なくありません。目的意識を見出せないままサークルとアルバイトで貴重な大学生活を浪費し、後で振り返ってみると入学時点が英語力のピークだったという人がほとんどです。やがて就活で一流企業の「内定」を目指してまた同じことの繰り返し・・・一方、企業側の人事部は、「面接の受け応えは型にはまった就活技術の受け売り」「難関大の出身者でもまともに英語を使えない」と愚痴をこぼす・・・よく報道されるように、せっかく難関大に合格してもこうしたコースをたどる人がかなりいるというのが実情です。
■「合格からの人」へのコースは・・・
クロノスでは、もちろん志望大の合格を目標に据えますが、そのプロセスで一人ひとりの潜在力を最大限に掘り起こして<本物の英語力>を鍛え上げることを第一義とし、合格は結果として自ずとついてくる、と考えます。
語学は本来楽しいものです。しっかりとした基本をベースに論理的思考力、知的想像力を養い、視点の相対化により価値観の多様性を発見し、異文化を理解出来るようになり、知的好奇心が呼び覚まされて、学ぶ楽しさを実感します。こうなると好循環が生まれて、学力は自ずと伸びていきます。
このようにして育まれた<本物の語学力>は、傾向と対策としての知識や小手先の受験技術と違って、大学に合格した後に、そして社会に出た後で、<本当に役に立つ道具>として生きてきます。それゆえ、クロノスの卒業生に5月病は無縁です。よい道具を持っていれば道は自ずと切り拓かれるのです。実際に、クロノスの卒業生は入学後に活躍しています。
そもそも、入試は単に「ふるい」にかけるためだけでなく、大学での専門教育のスタート台に立つために必要な基本的な学力、知力を身につけることを目的としています。「入るための英語力」ではなく、「入った後にも生きる英語力」でないと意味がありません。
入試は成長のための関門(文化人類学的に言えば大人になるための一種の「通過儀礼」)であり、受験勉強を通して知的にも精神的にも一回り成長し、大学で英語を武器として自分の道を切り拓けるようになる・・・これが本来のあるべき姿だと考えています。
では、3つの質を追求し、一人ひとりを確実に伸ばして<本物の英語力>を身につけさせるためにはどうすればよいでしょうか?
その鍵となるのが<対話型ゼミ方式>の授業です。
くわしくは【こちら】